栗東・中内田充正 厩舎
■ 調教状況 ■ ジーワンサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／２２年募集 「威風堂々」とは、本馬を形容するための言葉なのかもしれません。生まれながらにして、自らの使命を理解しきっているかのような立ち振る舞いは、すでに王者の風格です。均整のとれた骨格に容積十分の腹袋、しなやかで過不足ない筋肉など、随所にアスリートとしての高い資質が表れています。ハイレベルになるほど力が湧き立つ、豊かな奥行きこそが真骨頂といえそうですが、小気味よく軽快な脚さばきに優れた機動力を見てとれ、器用に立ち回るレースセンスにも長けているでしょう。名門の血を引く注目の父と、活力ある母系のあと押しも受け、クラシックタイトル獲得が目標の1 頭です。
ワンブレスアウェイの２０
牡馬・青毛・２０２１年２月１３日生れ（栗東・中内田充正)
生産：白老ファーム・繋養：白老ファームYearling 全４０口●総額６，０００万円
馬名：ブリージョドラード
英名：Brillo Dorado （スペイン語)
由来：「黄金の輝き」(スペイン語)の意。本馬の血統より連想。
レイデオロ
2014 鹿毛キングカメハメハ
2001 鹿毛Kingmambo Mr. Prospector Miesque *マンファス *ラストタイクーン Pilot Bird ラドラーダ
2006 青鹿*シンボリクリスエス Kris S. Tee Kay *レディブロンド Seeking the Gold *ウインドインハーヘア ワンブレスアウェイ
2013 黒鹿ステイゴールド
1994 黒鹿*サンデーサイレンス Halo Wishing Well ゴールデンサッシュ *ディクタス ダイナサッシュ ストイレキャット
1999 鹿毛Storm Cat Storm Bird Terlingua *ローミンレイチェル *マイニング One Smart Lady (2)
母の父：
ステイゴールドは白老産，中央・UAE・香港７勝，香港ヴァーズ-ＧT。
主な産駒：オルフェーヴル（年度代表馬，三冠），ゴールドシップ（宝塚記念-ＧT・２回）。
【ＢＭＳ：主な産駒】アランバローズ（全日本２歳優駿-JPN1），ライオンボス（アイビスサマーダッシュ-ＧV），クリスマス（函館２歳Ｓ-ＧV），
ブラックバゴ（アンドロメダＳ-L），シグルーン（アルテミスＳ-ＧV３着）
母：
ワンブレスアウェイ（13 ステイゴールド）６勝,愛知杯-ＧV（芝2000ｍ）,阿武隈Ｓ（芝1800ｍ）,スピカＳ（芝1800ｍ）,ｔｖｋ賞（芝1800ｍ）,
村上特別（芝1600ｍ）,マーメイドＳ-ＧV２着,オクトーバーＳ-L３着,七夕賞-ＧV５着。産駒
インヴェントーレ（20 牡 黒鹿 *ハービンジャー）未出走
２代母：
ストレイキャット（99 Storm Cat）１戦。産駒
ロックディスタウン（牝 オルフェーヴル）２勝,札幌２歳Ｓ-ＧV
キャットコイン（牝 ステイゴールド）３勝,クイーンＣ-ＧV,ひいらぎ賞。産駒
｜ マンクスホップ（牝 *ハービンジャー）１勝,現役
タガノエリザベート（牝 スペシャルウィーク）２勝,ファンタジーＳ-JPN3
ナリタキングパワー（セ *ブライアンズタイム）４勝,北海Ｈ,木曽川特別,札幌日経オープン-L３着
マルセイユキャット（牝 *フレンチデピュティ）２戦。産駒
｜ ナリタスーパーワン（牡 *ウォーエンブレム）５勝,渡月橋Ｓ,香嵐渓特別,京都オータムリーフプレミアム-OP２着,
｜ エニフＳ-L３着,大沼Ｓ-OP３着,天保山Ｓ-OP３着
リアライズクレア（牝 ゴールドアリュール）２勝
ウインキナウ（牝 キングカメハメハ）入着,兵庫（公）２勝。産駒
セイレーン（牝 オルフェーヴル）２勝,現役
３代母：
*ローミンレイチェル Roamin Rachel（90 *マイニング）米国産,北米９勝,バレリーナＨ-ＧT,ボウモントＳ-ＧU。
ゼンノロブロイ（年度代表馬,ジャパンＣ-ＧT,天皇賞・秋-JPN1,有馬記念-JPN1）,
ダーリングマイ ダーリング Darling My Darling（Doubledogdare S-L）の母,
ヘヴンリー ラヴ Heavenly Love（アルシバイアディーズＳ-ＧT）, *フォエヴァーダーリング Forever Darling（サンタ イネスＳ-ＧU）の祖母
ブリージョドラード 牡３ （栗）中内田充正 本賞金 ￥０ 総賞金 ￥９３ (５戦 ０- ０- ０- １- ０- ４) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 24/08/18 2中京4 未勝利 11 鷲頭虎太 13 54▲ 芝2000 良 2.01.8 1.6 12-12-11/TD> 36.0 446 \0 24/07/06 1函館7 未勝利 10 高杉吏麒 ５ 54▲ ダ1700 稍 1.50.7 4.8 10- 9- 9 41.3 450 \0 24/06/15 1函館3 未勝利 16 藤岡佑介 ９ 57 芝2000 良 2.03.5 3.5 2- 6- 8 39.4 444 \0 24/05/05 1東京2 未勝利 ８ 幸英明 ４ 57 芝1800 良 1.47.2 1.0 -12-11 35.8 446 \0 24/01/28 1東京2 新馬 ４ 川田将雅 １ 57 芝1800 良 1.50.5 0.4 10- 8- 8 33.7 436 \930
■ 23/08/18 中京 未勝利 8月18日(日)中京･芝2000ｍ戦に54kg▲鷲頭虎太騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの446kgでした。 レースでは、まずまずのスタートを切ったあと、やや窮屈になるシーンもあり中団へ。13番手あたりでホームストレッチを通過しました。1コーナーでインに潜り込み、2コーナーはなだめつつの追走。道中もじっくりと追走するなか、残り1000ｍでポジションを2つ上げました。勝負どころを迎えてもインコースにこだわって回り、直線に向くと最内に進路を選びます。伸びかけそうにも見えたものの、残り200ｍ以降は前の馬がフラついたこともあって勢いが鈍ってしまい、上位進出は果たせませんでした。勝ち馬からは1.6秒差の11着で入線しています。 なお、3走成績により、10月18日まで2ヵ月の出走制限が課されています。 「ゲートの出にムラがあると聞いていたものの、今日はポンと出てくれましたね。とにかく馬と喧嘩しないように、折り合い重視で進めました。あとは直線でどれだけ伸びれるかというところでしたが、ジワジワとした脚色で、その点もイメージしていた通りでしたね…。申し訳ございませんでした」(鷲頭虎太騎手) 「前進気勢の強い馬ですが、若いジョッキーが乗りながらも、うまくいなしてロスなく運び、まとまりのある競馬を見せてくれたと思います。2コーナーでカカりそうな雰囲気を見せたものの、向正面に入ると収まりも利いていましたからね。今日は直線にかける形でどれだけと考えていました。ただ、ジョッキーによると『反応は見せているものの、モタモタとしていた』との話でした。前を走る馬がフラフラしていたにせよ、ギュンという脚を使うことができませんでした。けっして止めてはいないのですが…。申し訳ございませんでした」(片山助手) ■ 23/07/06 函館 未勝利 7月6日(土)函館･ダート1700ｍ戦に54kg▲高杉吏麒騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの450kgでした。 レースでは、スタートダッシュがひと息で後方からとなりました。一旦は最後方になったものの、徐々に集団にとりついて向正面では中団の後ろを追走。全体のペースが速くなった3コーナーからこちらも動いていきたいところでしたが、仕掛けても反応はいまひとつ。ポジションを押し上げられないまま直線を向き、最後も目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から4.8秒差の10着での入線となりました。 「スタートがいまひとつでしたし、キックバックも嫌がっていました。後方になってしまったので、そこから外に出して、スムーズに運べる位置にもっていって、途中で捲るイメージも持って進めてくれました。しかし、4コーナーでは早々と苦しくなってしまいました。ダートになっても、トップスピードをなかなか維持できないですね…。今日も発汗はしていましたが、滞在効果で落ち着いて臨めました。ただ、いままでの前向き過ぎるくらいのところからすると、ちょっと大人しいのかもしれません…。そのあたりも含め、またレース後の状態を確認しておきます。次走の条件についても検討を重ねていきます」(中内田調教師) ■ 23/06/15 函館 未勝利 6月15日(土)函館･芝2000ｍ戦に57kg藤岡佑介騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの444kgでした。 レースでは、きちんとスタートを決めると、気合をつけて先行していきました。内の逃げ馬を行かせて2番手で最初のホームストレッチを通過し、1･2コーナーをカーブ。向正面も2番手を淡々と進んでいましたが、1番人気のライバルが外から一気に捲ると、レースが動き始め、ポジションを下げてしまいました。後退しながら3コーナーを迎えると、4コーナーから直線にかけてさらに後退。手応え劣勢で直線に入り、その後も盛り返すような余力はなく、さらに後退し、最後は最後方16着での入線となっています。勝ち馬とは3.5秒差でした。 「申し訳ございません。スタートは出ましたし、そのままポジションをとって進めてもらいました。捲られてしまったことで戦意喪失だったのかと思っていましたが、ジョッキーによると『メンタルで止める感じはなく一生懸命に走ろうとしていましたが、途中からスピードを維持できなくなりました』と話していました。滞在競馬で落ち着いていましたし、返し馬でちょっとラチを頼ってフワフワとしていたようですが、気合をつけるとスムーズに走れていました。メンタルや脚の使い方はカギになると思っていましたが、それ以上に失速してしまいました。現時点ではハッキリとした敗因がつかめていません…。上がりは馬体に異常も見られませんでした。念のため、よく状態は確かめておきます」(中内田調教師) ■ 23/05/04 京都 未勝利 5月5日(祝･日)京都･芝1800ｍ戦に57kg幸騎手で出走し、馬体重は前走から+10kgの446kgでした。 レースでは、スタートがゆっくりで、ダッシュもひと息だったため、後方からの競馬となりました。道中は前の馬群からやや離れた後方4番手を追走。3コーナーの坂を下ったあたりで、徐々に先団との差を詰めていきます。直線、大外に持ち出し、追われて反応は見せたものの、脚色はジリジリで、上位に迫るほどの勢いはありませんでした。最後は勝ち馬から1.0秒差の8着に敗れています。 「調教にも乗せてもらいましたし、実戦での気難しさやゲートもそれほど速くないと聞いていました。返し馬ではコントロールが利かないというほどではないものの、テンションは高かったです。スタートも意識して出していきましたが、あまり良くありませんでした。前半は無理せずリズムを整えていき、ペースも流れていたので、後ろで我慢させました。脚は溜まっていましたが、反応は一瞬で、最後はジリっぽかったですね。前半のペースのわりに内の先行勢も止まらない芝だったので、思ったよりも差を詰め切れませんでした。申し訳ございませんでした。素質は感じますし、もう少しレース慣れしていけば、いろんな形に対応して、もっと楽に運べると思います。取り急ぎはゲートを少しでもスッと出したいですね。流れに乗れれば、もっとやれるはずです」(幸騎手) 「直前にゲートの確認もしたのですが、それほど速くなく、今日もジョッキーに意識して出してもらいましたが、ダッシュもいまひとつで後方からになってしまいました。もう少し流れに乗れていれば…。展開的にもっと終いで伸びてくるかと期待しましたが、思ったよりジリジリでしたね…。ただ、2戦目ということもあったのか、トータルでは前回よりも落ち着いていました。返し馬ではちょっとテンションが高めでしたが、コントロールが利かなかったり、集中力を欠いたりということはありませんでした。このあたりは収穫でした。調教でも跨らせてもらっていますが、舌縛りはあまり変わらないかもしれません。慣れていけば、メンコ着用のみで対応できるようになるのではないでしょうか。ジョッキーから話があったように、まずはゲートですね。また次走へ向かうまでに改善できるようにしておきます」(片山助手) ■ 24/01/28 東京 新馬 1月28日(日)東京･新馬戦(芝1800ｍ)に57kg川田騎手で出走･デビューし、馬体重は436kgでした。 1番人気に支持されたレースでは、まずまずのスタートから軽く促すも、リズム重視で進めました。向正面の道中は10番手を追走。3コーナーに差し掛かるあたりでジワッと外からポジションを上げ、8番手でコーナーをカーブ。外めを回りながら8番手で直線を向きました。その後は外めからジワジワと脚を伸ばし、内の各馬を抜いていきました。しかし、早めに抜け出した2頭のライバルからは少し遅れるような形となりました。最後まで脚を使い続けたものの、内で粘る1頭も交わすまでには至らず、最後は4着での入線。勝ち馬とは0.4秒差でデビュー戦を終えています。 「幼すぎて競馬以前の問題でした。まだこれからの馬ですね」(川田騎手) 「気の悪さを見せて、調教通りの走りができませんでした。申し訳ございません。返し馬から上を向いての暴走気味で、突っかかる感じでした。かと思うと道中は進んでいかず、本来の良さが出ていないモサモサとした動きで、ゴールを過ぎてからは止まらずといった内容でした。トレセンではコントロールが利いており、問題なかったのですが…。環境が変わったこともこたえた印象を受けます。もともと聞いていた気難しさは、こういうところなのかもししれません。経験を積みながら、心身ともに成長を促していければと思います」(中内田調教師)
